ごぼダ

ダムとか旅行とか。写真は下手だよ!

さよなら 須田貝PR館

須田貝ダムに併設された東電のPR館が今月末で閉館ということなので、連休を利用して行ってきた。

先週2、3度雪が降ったので、道路は除雪してあるものの所々シャーベット状になっていて怖い。
ついでに寄った奈良俣は、奈良俣への分岐までは完璧な除雪。分岐からは除雪後にまた降ったのかな?くらいの残り方。トンネルとスノーシェッドを抜けてからは、ロータリー以外は積もりっぱなしだった。宿の人の話では、今年は雪が早く、例年なら12月に入ってからでないと降らないとのこと。

須田貝へ下りる坂も、日陰になると凍っていたりシャーベットだったりの道路状況だ。PR館の奥の駐車場は真っ白。屋外展示品にも雪が積もっている。

玄関前は除雪されて乾いていた。

入るといきなり寂しいお知らせが出迎えてくれる。

自動ドアの脇には、黄色い模造紙にお別れの告知がピンクの紙花に彩られて貼られていた。記念にスタンプを全部押して行く。まだ施設はとてもきれいなので、本当に勿体ない。企業の都合もあるのだろうが、残念だ。
展示品の写真をたくさん撮った。

こういう模型は壊されてしまうらしい。
出来のいい工事風景の模型も同じ運命か。


予約していたダム見学の時間になったのだが、先週の降雪が凍っていて階段が危険だということで全面中止となってしまった。

PR館の2階では写真展示会が行われ、水上の美しい自然が飾られていた。その脇にあったダムの写真。

セルフの給湯器があったのでお茶を飲むことにする。会議室のような部屋だが、暖房は効いているし、窓際に並んだ椅子に腰掛けて須田貝ダムを眺めれば「カフェ・須田貝」に早変わり。
こんないい場所を閉鎖するのは惜しすぎる。


たっぷり名残を惜しんで須田貝PR館を後にした。

須田貝PR館と言えば大きなバタ弁。これが今後どうなるのかはわからない。いっそのこと家の庭に置きたいくらいだ。

須田貝ダムの見学が今後実施されるかどうかは本社の判断次第なのだそうだ。PR館の運営は東電の子会社によるものなので、受付の職員の方にはまだわからないとのことだった。存続のお願いは本社に出してください、と言われたので、帰宅後にエコーボックスへ出しておいた。

須田貝ダム見学存続のお願いがたくさん届いて、東電さんがまた見学を再開させてくれますように。